出会い |
2002年1月 地元の某ペットショップ。 私は前に飼っていたインコしろを亡くしてからというもの、 気持ちが少し弱くなっていてインコをみたら泣きそうだったので インコ売り場にはできるだけ近づかないようにしていたのですが、 そのときいっしょにいた母が 「白いインコが残っている。」 とわざわざ私に言いにきてしまい、ふーらふらと見に行ってしまったのでした。 はっきり言って売れ残りで半額になっていた。 うまく育つかどうかわからないなあ・・・ と、そのとき悩んだがインコを見たらもうどうにも止まらす連れて帰ったのでした。 |
種類 | セキセイインコ 白ハルクインブルーだと思います。 |
性別 | オス |
体重 | 約30g えさの食べ具合により1~2gは変動します。 |
チャームポイント |
胸の青いマークの形「海亀型」もしくは「ゼッケン型」。 あたまのゼブラ模様がリボンの形になっている。 左目の上の黒い模様はまつげのようで、右目の上の黒い模様はまゆげのようです。 ピョロッピョロッピョロッというゲームセンターのようなさえずり。 |
好きな食べもの |
うちにきた当初は小松菜が主食状態でした。 でもそれから「ヒエ」しか食べないときがしばらく続いたかと思えば、今では 「カナリアシード」ばかり食べているという、がんこな食べ方をする子です。 なんとかバランスよく食べてもらおうとこちらも努力しているのですが、 なかなか報われません。 菜っ葉は今はキクナが好きなようで、少しなら食べてくれます。 |
好きなこと |
あたたかい部屋の中を飛び回ること。台所では羽の風圧でふきんを落として困ります。 人間の顔を舐めまわすこと。口、鼻の穴に舌を入れてきます。 父のうなじ、耳が特にお気に入り・・(ヒェー) ガスレンジのまわりを舐めまわすこと。油好きなのか?これはインコにはあまりよろしくないようなので、見つけ次第おやめになってもらいます。 おもちゃのインコ(起き上がりこぼし)をかわいがったりいじめること。くちばしで執拗にどついたり、バランスよく上に乗って吐き戻しをした後、舐めまわしている。おもちゃのインコの顔はのっぺらぼうになっています。 |
おしゃべり |
しろりーは手乗りのおしゃべりインコです。 歌も時々歌います。「どんぐりころころ」と「はとぽっぽ」を教えたのですが、 きちんと最初から最後までは歌ってくれません。 「まーめがほしっかそらや ほしっかそらや・・」 と壊れたレコードのようにいつまでもくりかえしていたり 「まーめがほしーか そ」 と尻切れトンボ型だったり・・ それからよくしゃべる言葉は 「しろりちゃん」「ちゆ」「かわいいなー」「はいっ」「あっうんこした」「またうんこした」 「もーこらえてくれ」(←父がうなじを舐められていつも発する言葉) 「なにしよんな、あんたはー」(←香川の言葉です。標準語では「なにをしているの、あなた」) 「えー子やなー」(←標準語では「いい子ねー」) 「えーにおい」(←標準語では「いいにおい」)などいろいろ笑わせてくれます。 インコ界のファンタジスタ しろりー と勝手に思っています。(←オヤバカ) 録音してお聞かせしたいのはやまやまですが、しゃべっているときは コーフンしておもちゃをすごい音をたてながらどつきまわってていたり、 録音しようとするとぴたりとおしゃべりをやめて思うようにならないのです。 |
さびしんぼう |
しろりーはさびしがりやです。 1日家を空けると毛引きをやっています。 ある本によるとオウムインコ類の白色系はとくにさびしがりで、家をよく空ける人は 白色系はやめたほうが良いかもしれないと書いてありました。 |
しろりーへの思い |
しろりーは、いままで世話してきたインコたちに比べてとても寒がりです。 もともと体が弱いのかもしれません。 夏の間は普通にしていたのに、気温が25度を下回ったあたりから急にえさを食べなくなって元気がなくなりました。 で、ヒーターをつけて30度ぐらいまで温度が上昇すると、再び元気にさえずったり えさをよく食べるようになります。 比較的家から近い動物病院を3件くらい調べてみたのですが、鳥専門ではないのであまり詳しくなかったり、断られたりしました。 よく水分過多のウンチをするのでとりあえず便のみの検査をしてもらったのですが、異常なしということでした。 「暖かくしてえさを食べるようならそれで問題ない」みたいなことを言われました。 ちいさなインコは医者の所に連れて行くだけでも非常に体力を消耗するので、あまり詳しくない先生のところへ連れて行って疲れさせるだけの結果になるのがこわいです。 えさはたくさん食べているんですけども、私自身はしろりーの健康には正直少し不安があります。 しろりーが病気であってもそうでなくても私はしろりーが好きです。(そりゃあ元気でいてくれるほうが良いのですが) いままでのインコたちよりもさびしがりで寒がりでたくさん手間がかかるため、私のネットの時間を半分以下にしてしまったしろりーですが、(それでもHPは作った)なにかの縁で私のところにやってきてくれた子なので、できるだけ長くいっしょにいたいです。 |
ホワイトハウス 冬バージョン
|
アメリカの大統領官邸のことではありません。 しろりーのかごのことを我が家ではこう呼んでいます。(笑) 寒がりのしろりーの冬の生活には過去の先輩インコたちとは違った設備をしなければなりません。 カゴに空気の流通が少しできるようにしたビニールをかぶせて、ビニールハウスのようにする。 ビニールの上にはフリースのひざかけとふろしきをかけて保温効果を上げる。 カゴの中には20Wのヒヨコ電球をつけてカゴの上に載せているサーモスタットと連動させて、カゴ内の温度が最低25度以上になるようにする。 カゴには最低最高温度計を取り付けて、温度管理をすると同時に気温としろりーの健康具合の関係を推理する。
普通の冬の寒さであれば20Wのヒヨコ電球で充分なのですが、冷たい風がビュービュー吹いている夜や珍しく雪が降っている夜は、これではまだ寒いようです。 カゴの中には40Wのヒヨコ電球は大きすぎて入らないので、カゴに外付けする方法を考えました。
1.単純に外に付けただけでは、ヒヨコ電球に接する場所のビニールが熱で溶けそうです。
そこで
2.高温になるヒヨコ電球が、ビニールに当たらない方法を考えました。 ステンレスのザルをヒヨコ電球を覆うようにかぶせて、かごに針金で固定しました。
かごにビニールをかぶせるとしろりーは外の音があまり聞こえならしくて、人が家にいてもさびしがって毛引きをはじめることがあります。 しろりーがさびしがらないように、家にいるときはビニールの外からつとめて声をかけるようにしなければならないようです。 |
さよなら 初代 しろりー
|
しろりーはすごく寒がりで、うちへやってきてから何回か具合が悪くなって、危ない状態になりましたが、私たちの世話や看病に答えてくれて元気になってくれました。 しかし2003年の4月1日がとうとう最後の日になってしまいました。 一週間くらい前から食事の量が落ちてきていて、体重も25~21gと減少傾向にありました。 いままでの経験から医者に相談しても「暖かくしてください」と言ってビタミン剤をくれるだけなので、もう医者には連れて行きませんでした。 これまでしろりーが具合が悪くなってきたときに行った方法ですが、なんとか食事をしてもらうために、部屋の温度を上げ、手に乗せて一時間くらい付ききりで手からえさを食べさせていました。 しかし今回はあまり食べてくれず、どんどん足の力が落ちていくのがわかりました。 4月1日の朝にはとうとう止まり木に止まる力もなくなり、下でうずくまってしまいました。 いままで出来ることはすべてやりました。もうこれ以上は、どうすることもできませんでした。
しろりーへ たった1年4ヵ月のおつきあいだったけれど、いろいろ楽しかったね。 しろりーのことをわすれないよ。 ありがとう らた |